施工が簡易的で、リフォームでよく使われる
『アウトセット引き戸』というものがあります。
アウトセットとは、壁の外側に扉があり、そこで開閉する引戸(吊り戸)の事をいいます。
通常であれば、今付いているドア(開き戸等)を引戸にリフォームしたい時は、一度ドア横の壁を壊し 引戸の枠を付けます。
しかし、アウトセットシステムの金物を使うと、壁や枠を利用し 吊り戸式の引戸にすることができます。
目隠ししたい空間がある、玄関からの冷気をシャットアウトしたいなど、アウトセットが空間をさりげなく仕切ってくれます。
【メリット】
・吊り戸なので、床側のレールがないので床はフラットになる(レールが無いため、ごみが溜まらない)
・吊り戸式であるため戸を引く音が静か
・施工が簡易的でリフォームしやすい
【デメリット】
・吊り戸式なので通常の引き戸に比べると壁と扉の間に隙間が空いてしまう
・隙間が空きやすいので、気密性が低く音や空気が漏れやすい