キッチンのリフォームプランを考える際は、吊り戸棚本体の高さや寸法ばかりにとらわれ過ぎないことです。
大切なことは吊り戸棚が自然な動作領域の中で使えるかどうかです。
なので、床から吊り戸棚の下端までの高さが肝心です。
例えば、天井高2.4mの部屋に天井から高さ70cmの吊り戸棚を取り付けると、下端までの高さは床から1.7mです。
これでは頭より高い位置にあるので中が全く見えません。出し入れするにも脚立か踏み台を使うか、頭の上から取り出すことになるので使いにくく、結局また不用品置き場になってしまいます。
使いやすい高さは、本体の奥行や使う人の身長によっても異なります。
うっとうしくなく、かつ使いやすい高さを決めるためには、出来るだけショールームへ行き実物で体験しましょう。