
中古マンションを購入され、リフォームする方が増えています。築20年以上経った中古マンションは新築マンションより半分ほどの金額で購入でき、駅からも比較的近い物件が多いようです。
中古マンションを購入・リフォームする際、最低限知っておくべき5つの重要な事をお伝えします。
コンクリートに直接クロスを貼り
コンクリートに直接フローリングを貼った物件というのがあります。
こうした物件を
「直天」(じかてん)
「直床」(じかゆか)
などと言います。
天井を叩いてみて、コツコツと硬い音がすれば「直天」です。
こうした天井は、リノベーションで間仕切りを変更する際に
配線が天井のコンクリートに埋められているので
配線を移動するのが非常に困難です。
照明をつける器具も埋め込まれているので、少しの間仕切りでリビングなど配置を変えた場合、
照明器具は移動できません。
こうした場合は、新たに天井を二重に作るしかないです。
コストもかかり、天井高も低くなってしまいます。
天井と同じように、床の仕上げがコンクリートに直接仕上げ材が貼っているケースもあります。
合板のフローリングだったり、カーペットだったりします。
こうした「直床」のマンションは古い場合が多く昭和の物件だったりすると、コンクリート自体が
曲がって下がっている場合もあります。
最近のマンションは床を二重に作る、二重床が主流となっています。